タイトル | ブラックホークの自伝 |
---|---|
刊行日 | 2016年10月 |
著者 | ブラック・ホーク (著), アントワーヌ・ルクレール/編 (著), 高野一良 (翻訳) |
定価 | 2800年+税 |
ISBN | 978-4892194221 |
Cコード | 0098 |
ページ数 | 256ページ |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
アメリカン・インディアンの自伝。ソーク族のリーダー。南北戦争の数十年前、急拡大するアメリカ合衆国の脅威の下、ソーク族は故郷喪失の危機に瀕する―戦うか!屈するか!リーダたちの逡巡、さまざまな友情。虐げられし者たちの声を聞け!アメリカの歴史上初めて、インディアン自らの一生を書物の形に仕立て上げ、ベストセラーとなった貴重な戦記、あるいは民族誌。
ブラック・ホーク
1767‐1838。19世紀前半、アメリカ合衆国の五大湖周辺地域を生活拠点としていたソーク族のリーダーの一人。部族間抗争や米英戦争の中で主に軍事面のリーダーとして部族内で頭角を現した。1804年にソーク族とアメリカ合衆国政府との間で結ばれた条約によって、ソーク族はミシシッピー川以東の土地をアメリカ側に割譲することになったが、ブラック・ホークらはこの条約の正当性を認めず、アメリカ合衆国政府に抵抗し続けた。1832年、故郷を目指したブラック・ホークらは、アメリカ軍との衝突を重ねつつ、逃避行の旅を続けた
高野/一良
1959年生まれ。東京都立大学人文学部講師、助教授を経て、首都大学東京教授。専攻領域はアメリカ文学及びアメリカ文化