タイトル 一角獣の変身
サブタイトル 青木画廊クロニクル1961-2016
刊行日 2017年5月
著者 青木画廊 (編集)
定価 2800円+税
ISBN 978-4892194320
Cコード 0070
ページ数 256ページ
判型 A5
製本 上製
  • 内容

    ようこそ幻想絵画の巣窟へ――。ウィーン幻想派の紹介、金子國義、四谷シモンの展覧会デビューで、1960年代〜70年代はアヴァンギャルドの牙城となり、瀧口修造、澁澤龍彥もオブザーバー的にかかわった孤高の画廊。その画廊精神は現在にも引き継がれ、澁澤龍彥曰く「密室の画家」たちが発表の場を求めている。青木画廊で個展を開いた70数作家、寄稿文7本、座談会5本、展覧会パンフレットのテクスト90本で辿る55年間の軌跡、青木画廊大全!

  • 著者紹介

    1961年開廊以来、内外の幻想レアリスム、シュルレアリスムを扱う銀座の画廊。1960年代よりフックス、ブラウアー、コーラップなどのウィーン幻想派を積極的に紹介し、国内作家では池田龍雄、中村宏、山下菊二、齋藤真一、野地正記などを扱う。なかでも金子國義、四谷シモンの展覧会デビューは美術界に衝撃を与え、一躍アヴァンギャルドの画廊として広く認知された。瀧口修造、澁澤龍彥がオブザーバー的に企画にも絡み、瀬木慎一、針生一郎、種村季弘、高橋睦郎、吉岡実など美術評論家・作家・詩人が展覧会パンフレットに数多くの文章を寄せ、美術ファンのみならず文学ファンにも知られる。