タイトル アメリカ・ユダヤ文学を読む
サブタイトル ディアスポラの想像力
刊行日 2016年9月
著者 邦高忠二 (著), 稲田武彦 (著)
定価 4200円+税
ISBN 978-4892194191
Cコード 0098
ページ数 360ページ
判型 四六
製本 上製
  • 内容

    1960年代、アメリカ文学を席巻したユダヤ系の作家たち。
    ユダヤ自身の問題から、もはやアメリカ文学そのものとして 都市的な新たな文学の地平をひらいた――
    S・ベロー、N・メイラー、H・ゴールド、P・ロス、B・J・フリードマン、S・ソンダク、N・ポドーレツ、
    B・マラマッド、E・L・ウォラント、M・ハリス、J・D・サリンジャー、I・B・シンガー …… etc.
    ユダヤ系翻訳多数の著者らによる論考22篇

  • 著者紹介

    邦高忠二(くにたか・ちゅうじ)
    1926年広島県福山生まれ。2015年没。東京大学文学部英文学科卒業。明治大学名誉教授。共著書に『総説 アメリカ文学史』(研究社出版)、編訳書に『亡命とユダヤ人』(学芸書林)、『大百科事典』(項目担当「イディッシュ文学」平凡社)。訳書にN.メイラー『なぜぼくらはヴェトナムへ行くのか?』、H.ウォーク『戦争の嵐』、E. L.ドクトロウ『ラグタイム』(以上、早川書房)、I. B.シンガー『愛のイエントル』(晶文社)、チャールズ A.ライク『緑色革命』(早川書房)など。その他、主としてユダヤ系文学に関する論評多数。

    稲田武彦(いなだ・たけひこ)
    1929年東京生まれ。東京大学文学部英文学科卒業。工学院大学名誉教授。訳書にF.コンロイ『彷徨』(晶文社)、共訳書にラビ・リー J.レヴィンジャー『アメリカ合衆国とユダヤ人の出会い』(創樹社)。その他、アメリカのユダヤ系文学(小説)に関する論考を主に『文学空間』(「20世紀文学研究会」編)に発表。