タイトル | 戊辰戦争後の青年武士とキリスト教──仙台藩士・目黒順蔵遺文 |
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刊行日 | 2018年07月 |
著者 | 目黒順蔵 目黒士門 目黒安子著 |
定価 | 2800円+税 |
ISBN | 978-4892194504 |
Cコード | 0020 |
ページ数 | 256 |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
幕末に仙台藩士の家に生まれ戊辰戦争に参加。
激動の時代にカトリックに出会い、博愛の精神、また最先端の西洋知識を身につけ、
医者として市井の貧しい人びとに寄り添ったラストサムライ目黒順蔵。
関東大震災で灰燼に帰したとされる順蔵の文章を発見。
そこには、戊辰戦争参戦記、松島への旅行記、あるいは洗礼を受けた順蔵と排耶論者との対決記、詩文等々
江戸~明治~大正と激動の時代に生きた、生の声が記されていた。
順蔵の遺文から日本近代化の源流、維新後のカトリック宣教黎明期を探る。
目黒/順蔵
1847‐1918。仙台藩士の家に生まれる。15歳で仙台藩校養賢堂漢学部で学ぶ。21歳で戊辰戦争に参戦。24歳で東京・築地のマラン塾にてフランス語とカトリックに出会う。済生学舎で医学を学び医師免許を取得。32歳で仙台に戻り地域医療、青少年指導に尽力する。宮城病院勤務、古川病院長を経て再び仙台で開業する。59歳で再度上京し八王子病院長。71歳没
目黒/士門
1933‐2015。大阪生まれ。東北大学大学院文学研究科フランス文学専攻博士課程修了。元小樽商科大学、岩手大学、東洋英和女学院大学教授
目黒/安子
1935年仙台生まれ。東北大学文学部フランス語フランス文学科卒業。元アレン国際短期大学教授・学長、頌美学園理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)