タイトル 自分の同類を愛した男
刊行日 2014年2月
著者 井伊 順彦 (編集, 翻訳), 今村 楯夫 (翻訳)
定価 3200円+税
ISBN 978-4892193774
Cコード 0097
ページ数 320ページ
判型 四六
製本 上製
  • 内容

    純文学からミステリ作品まで、ヴァラエティに富んだ作品群から
    第一次世界大戦前後のモダニズムの雰囲気を味わう
    9作家15篇短篇アンソロジー、本邦初訳多数!
    〈20世紀英国モダニズム小説集成〉シリーズ第2弾!

  • 著者紹介

    井伊順彦(いい・のぶひこ)
    早稲田大学大学院博士前期課程(英文学専攻)修了。英文学者。編書に『自分の同類を愛した男』(風濤社)、訳書にG.K.チェスタトン『法螺吹き友の会』(論創社)、バーバラ・ピム『なついた羚羊』(風濤社)など。英国ジョウゼフ・コンラッド協会、英国バーバラ・ピム協会、英国トマス・ハーディ協会各会員。

    今村楯夫(いまむら・たてお)
    ニューヨーク州立大学大学院博士課程修了。東京女子大学名誉教授、日本ヘミングウェイ協会顧問。著書『ヘミングウェイの言葉』(新潮新書)、『ヘミングウェイと猫と女たち』(新潮選書)、『自分の同類を愛した男』『世を騒がす嘘つき男』(共訳、風濤社)他多数。

  • 目次

    【収録作品】
    1 H・G・ウェルズ「ミス・ウィンチェルシーの心」
    2 サキ「エイドリアン」
    3 サキ「捜す」
    4 サキ「フィルボイド・スタッジ――ネズミの恩返しのお話」
    5 ジョン・ゴールズワージー「遠き日の出来事」
    6 R・オースティン・フリーマン「人類学講座」
    7 R・オースティン・フリーマン「謎の訪問者」
    8 G・K・チェスタトン「主としての店主について」
    9 アーノルド・ベネット「クラリベル」
    10 ヴァージニア・ウルフ「自分の同類を愛した男」
    11 ヴァージニア・ウルフ「遺産」
    12 ヴァージニア・ウルフ「まとめてみれば」
    13 ドロシー・L・セイヤーズ「朝の殺人」
    14 ドロシー・L・セイヤーズ「一人だけ多すぎる」
    15 マージェリー・アリンガム「家屋敷にご用心」