タイトル 大いなる酒宴
刊行日 2013年6月
著者 ルネ ドーマル (著) 谷口 亜沙子 (翻訳)
定価 2800円+税
ISBN 978-4892193682
Cコード 0097
ページ数 268ページ
判型 四六
製本 上製
  • 内容

    いやしがたい強烈な喉の渇き―言葉の力をめぐる破天荒で朦朧とした酩酊状態の大演説。ラブレー、ジャリの衣鉢を継ぐ、ユーモアと寓意に満ちた通過儀礼の書、現代に甦る風刺小説、自伝的実験小説の傑作!

  • 著者紹介

    ドーマル,ルネ
    1908‐44。フランスの詩人。ランスのリセの同級生ロジェ・ジルベール=ルコント、ロジェ・ヴァイヤンと共に両大戦間のパリで前衛グループ「大いなる賭け」を創立。アンドレ・ブルトンからのシュルレアリスム陣営への合流の誘いには応じず、反=個人主義、反=ドグマ主義、自己放棄と献身による解放の道をめざした。グループの解体後も独自の詩的・形而上的探究をつらぬき、36歳で結核により夭折

    谷口/亜沙子
    1977年神奈川県に生まれる。パリ第7大学文学博士号取得。現在、獨協大学外国語学部フランス語学科准教授