タイトル | 人間の四つの気質[新装版] |
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サブタイトル | 日常生活のなかの精神科学 |
刊行日 | 2018年12月 |
著者 | ルドルフ・シュタイナー (著), 西川 隆範 (編訳) |
定価 | 2200円+税 |
ISBN | 9784892194535 |
Cコード | 0011 |
ページ数 | 223 |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
日々の生活を、より良くするために── 古代ギリシャ以来、人間には、火のように激しい「胆汁質」、風のように気が変わる「多血質」、 水のようにゆったりした「粘液質」、土のように暗い「憂鬱質」の、四つの気質があるといわれてきた。 日常生活の適切な思考のありかた、日常生活に役立つ具体的な提言を述べた講演を11篇収める。
ルドルフ・シュタイナー Rudolf Steiner
1861年ハンガリーで生まれ、1925年スイスで没したオーストリアの精神哲学者。自然科学研究・哲学研究を経て、独自の精神科学=人智学Anthroposophieを樹立。教育・医学・農業・芸術の分野で大きな業績を残した。著書に『シュタイナー自伝』(アルテ)、講義録に『シュタイナー世直し問答』(風濤社)、『人間理解からの教育』(筑摩書房)など。全354巻の『ルドルフ・シュタイナー全集』は、ルドルフ・シュタイナー出版社(スイス)から刊行されている。
西川隆範(にしかわ・りゅうはん)
1953年京都市生まれ。奈良西大寺で得度、高野山宝寿院で伝法灌頂。ドイツのキリスト者共同体神学校に学ぶ。スイスのシュタイナー幼稚園教員養成所講師、アメリカのシュタイナー・カレッジ客員講師を経て、多摩美術大学非常勤講師。おもな著書・訳書に『職業のカルマと未来』『シュタイナー教育ハンドブック』『シュタイナー式優律思美な暮らし』『天地の未来』(風濤社)、『シュタイナー経済学講座』(筑摩書房)、『生き方としての仏教入門』(河出書房新社)、『神秘的事実としてのキリスト教と古代の密儀』『シュタイナー仏教論集』(アルテ)、『ルカ福音書講義』『第五福音書』(イザラ書房)、『創世記の秘密』『釈迦・観音・弥勒とは誰か』(水声社)、『薔薇十字仏教』(国書刊行会)、『インドの叡智とキリスト教』(平河出版社)など。2013年没。
精神科学は、日常生活の中でどのように生かしうるのか。「実際的な思考方法」では原理を、「身心を元気にする七つの方法」や「心魂の調和を築く五つの方法」等では日常生活に役立つ具体的な提言を述べた講演を収める。