タイトル | ひっこしをしたかばのこカバオ |
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刊行日 | 2016年6月 |
著者 | 森山 京 (著), 木村 かほる (イラスト) |
定価 | 1300円+税 |
ISBN | 978-4892194153 |
Cコード | 8093 |
ページ数 | 152ページ |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
おおきくても ちっちゃい かばのこカバオのかぞくは、
遠くの町へひっこすことになりました。
すみなれた家とも、だいすきな友だちとも、おわかれです。
カバオはさみしくて かなしくてたまりません。
いやいやながら、あたらしい町へ うつります。
さあ、そこではどんなできごとが、カバオをまっているでしょうか。
9篇収録。
子どもがであうべき、言葉と物語。
『かばのこカバオ』シリーズの3冊目、待望の復刊。
大人が、子どもに読み聞かせてほしい幼年童話です。
★本書は『ひっこしをした かばのこカバオ』(1988年、偕成社)の復刊です。
森山 京(もりやま・みやこ)
1929年東京都生まれ。コピーライターを経て、童話の創作をはじめる。『こりすが五ひき』で講談社児童文学新人賞佳作。『きいろいばけつ』『つりばしゆらゆら』などの「きつねのこ」シリーズ(あかね書房)で路傍の石幼少年文学賞、『あしたもよかった』(小峰書店)で小学館文学賞、『まねやのオイラ旅ねこ道中』(講談社)で野間児童文芸賞、『パンやのくまちゃん』(あかね書房)でひろすけ童話賞、『ハナと寺子屋のなかまたち三八塾ものがたり』(理論社)で赤い鳥文学賞を受賞。他に『バスがくるまで』(小峰書店)、「森山京童話選」(全5巻・ポプラ社)、『ありがとうっていいもんだ』『おさきにどうぞ』『なかよくなれたね』(文溪堂)、『大きくてもちっちゃい かばのこカバオ』、『まだまだちっちゃい かばのこカバオ』(風濤社)など多数。神奈川県在住。2018年没
木村かほる(きむら・かほる)
1957年埼玉県生まれ。日本大学芸術学部美術科卒業。スペースユイにて1981年より個展を多数開催する。絵本作品として『バピちゃんのおひっこし』(偕成社)。ほかに『ネコのグルメとまほうつかい』(国土社)『しろいライオン』(理論社)『ギリシャ神話シリーズ「アルテミス物語」』(ほるぷ出版)、『大きくてもちっちゃい かばのこカバオ』、『まだまだちっちゃい かばのこカバオ』(風濤社)等多数の挿絵などを手がける。