タイトル | ヘミングウェイの愛したスペイン |
---|---|
刊行日 | 2015年11月 |
著者 | 今村 楯夫 (著) |
定価 | 2800円+税 |
ISBN | 978-4892194061 |
Cコード | 0098 |
ページ数 | 248ページ |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
闘牛に憑かれた!
スペインの風景・人々・絵画・食を愛したヘミングウェイ!
ヘミングウェイ研究の第一人者が闘牛書『午後の死』を片手に足跡をたどりスペインを巡る。
闘牛場、ゴヤ、ミロ、大聖堂、レストランetc.
同じ風景に見、思い、感じ、発見したもの。
文学論・美術論・紀行。図版90数点収録。
今村楯夫(いまむら・たてお)
1943年生まれ。ニューヨーク州立大学大学院博士課程修了。
東京女子大学名誉教授、日本ヘミングウェイ協会顧問。
【主な著書】
『ヘミングウェイと猫と女たち』(新潮選書)
『ヘミングウェイのパリ・ガイド』(小学館)
『ヘミングウェイの言葉』(新潮新書)
『「キリマンジャロの雪」を夢見て――ヘミングウェイの彼方へ』(柏艪舎)
『ヘミングウェイ大事典』(監修・共著、勉誠出版)
『お洒落名人 ヘミングウェイの流儀』(共著、新潮文庫)
『ヘミングウェイとパウンドのヴェネツィア』 (共著、彩流社)
【主な訳書】
レイモンド・フェダマン『嫌ならやめとけ』(水声社)
ハロルド・ジェフィ『ストレート・レザー』(新潮社)
ハロルド・ジェフィ『エロスアンチ・エロス』(水声社)
『自分の同類を愛した男――英国モダニズム短篇集』(共訳、風濤社)
『世を騒がす嘘つき男――英国モダニズム短篇集2』(共訳、風濤社)
サキ『レジナルド』『四角い卵』(共訳、風濤社)
F.スコット・フィッツジェラルド『パット・ホビー物語』(共訳、風濤社)
【目次】
はじめに
第1章 スペインに魅了されたヘミングウェイ
第2章 国境を巡って 1923 vs. 1953
第3章 闘牛の美学
第4章 闘牛とゴヤの故郷 サラゴーサ〜フエンデトードス
第5章 白い象のような山なみ カセタス駅での出来事
第6章 白いアスパラガス アランフェス
第7章 同時代の画家とヘミングウェイ
第8章 ミロの故郷への旅 モンロッチ
第9章 世界で一番おいしいレストラン マドリッド1
第10章 「世界の首都」のレストラン マドリッド2
第11章 エル・グレコの世界 トレド
第12章 ゴヤの霊廟 マドリッド3
コラム1 ヘミングウェイとガートルード・スタイン
コラム2 ヘミングウェイとロバート・キャパ
コラム3 ゴヤの『戦争の惨禍』
コラム4 ヘミングウェイと酒
コラム5 ヘミングウェイとフィッツジェラルドと編集者パーキンズ
コラム6 モンジュイックの丘【目次】