タイトル ぼちぼちはたらくAI共生論
刊行日 2025年12月4日
著者 IT批評編集部 (編集), 桐原永叔 (著)
定価 2,000円+税
ISBN 9784892194719
Cコード C0036
ページ数 256
判型 四六
製本 並製
  • 内容

    AIとの関係を「奪われるか」「使われるか」ではなく、生きづらいとされる世の中で他者との働き方、AIとの生き方に新しい光が差し込み、心が軽くなることができれば、との思い出各界の研究者・著名人に語っていただいた一冊です。

  • 著者紹介

    桐原永叔(きりはら・えいしゅく)
    「IT批評」編集長。株式会社トリプルアイズ取締役。 幻冬舎メディアコンサルティング編集局長を経て、眞人堂株式会社創立。 「Web IT 批評」を運営するかたわら、企業へのコンサルティングや講演活動でも活躍。 「Web IT 批評」では毎月レビュー記事を執筆・配信している。 著書に『ももくろ論 水着と棘のコントラディクション』(共著/実業之日本社) 『生成AI時代の教養 技術と未来への21の問い』(編著/風濤社)がある。
    IT批評(https://it-hihyou.com/)
    2010年に活字メディアとして創刊(眞人堂刊)。 ITの視点から、ビジネス、社会、文化を横断的かつ大局的に見極めることをコンセプトに、 多彩な有識者と論考を重ねてきた。 2021年5月にWeb版として再開。 もはやITとは無関係な領域がなくなった現代社会について、ジャンルを横断して さまざまな論点と視点から、不確実性を増す時代の指針を探っている。

    【この本に登場する識者の方々】
    勅使川原真衣『「能力」の生きづらさをほぐす』
    松村卓朗『勝利のチームマネジメント』
    大野健彦『2030年の情報通信技術:生活者の未来像』
    馬場雪乃『ヒューマンコンピュテーションとクラウドソーシング』
    大澤正彦『ドラえもんを本気でつくる』
    中山淳雄『キャラクター大国ニッポン』
    稲田豊史『映画を早送りで観る人たち』

  • 目次

    【本書の目次】
    まえがき(桐原永叔)
    1章 「能力主義」の呪縛をとく(勅使川原真衣)
    2章 ダイバーシティを育む健全な組織の条件(松村卓朗)
    3章 人とテクノロジーを対立させない社会とは(大野健彦)
    4章 マイノリティの意見をすくいあげるファシリテーションAIの可能性(馬場雪乃)
    5章 人とAIが歩み寄る「共創インタラクション」(大澤正彦)
    6章 マイノリティとテクノロジーが生んだ創造の波(中山淳雄)
    7章 「のび太」という弱者が映しだすテクノロジーの未来(稲田豊史)