タイトル 星と人間[新装版]
サブタイトル 精神科学と天体
刊行日 2017年1月
著者 ルドルフ・シュタイナー (著), 西川 隆範 (編訳)
定価 2200円+税
ISBN 978-4892194276
Cコード 0011
ページ数 216ページ
判型 四六
製本 上製
  • 内容

    星は人間の運命にどうかかわっているか?
    天空に輝く星は私たちの体にも、人生にも、そして文化にも深く関わりをもっている。
    星と人間にふれる、興味あふれる講義9篇。

    「宇宙の芽生える存在よ、おまえは光の形姿のなかで、月の力のなかで太陽に力づけられる。
    火星の創造の響きがおまえに贈られ、水星の手足の動きの振動がおまえに贈られる。
    木星の輝く叡智がおまえを照らし、金星の愛を担った美がおまえを照らす。
    土星の太古の精神の内面性が空間存在と時間存在におまえを捧げる」
    (ルドルフ・シュタイナー)

  • 著者紹介

    ルドルフ・シュタイナー Rudolf Steiner
    1861年ハンガリーで生まれ、1925年スイスで没したオーストリアの精神哲学者。自然科学研究・哲学研究を経て、独自の精神科学=人智学Anthroposophieを樹立。教育・医学・農業・芸術の分野で大きな業績を残した。著書に『シュタイナー自伝』(アルテ)、講義録に『シュタイナー世直し問答』(風濤社)、『人間理解からの教育』(筑摩書房)など。全354巻の『ルドルフ・シュタイナー全集』は、ルドルフ・シュタイナー出版社(スイス)から刊行されている。

    西川隆範(にしかわ・りゅうはん)
    1953年京都市生まれ。奈良西大寺で得度、高野山宝寿院で伝法灌頂。ドイツのキリスト者共同体神学校に学ぶ。スイスのシュタイナー幼稚園教員養成所講師、アメリカのシュタイナー・カレッジ客員講師を経て、多摩美術大学非常勤講師。おもな著書・訳書に『職業のカルマと未来』『シュタイナー教育ハンドブック』『シュタイナー式優律思美な暮らし』『天地の未来』(風濤社)、『シュタイナー経済学講座』(筑摩書房)、『生き方としての仏教入門』(河出書房新社)、『神秘的事実としてのキリスト教と古代の密儀』『シュタイナー仏教論集』(アルテ)、『ルカ福音書講義』『第五福音書』(イザラ書房)、『創世記の秘密』『釈迦・観音・弥勒とは誰か』(水声社)、『薔薇十字仏教』(国書刊行会)、『インドの叡智とキリスト教』(平河出版社)など。2013年没。

  • 編集者コメント

    天空に輝く星は私たちの体にも人生にも、そして文化にも深く関わりをもっている。星と人間にふれる、興味あふれる講義9篇。