タイトル 大きくても ちっちゃい かばのこカバオ
刊行日 2015年9月
著者 森山 京 (著), 木村 かほる (イラスト)
定価 1300円+税
ISBN 978-4892194054
Cコード 8093
ページ数 166ページ
判型 A5
製本 上製
  • 内容

    子どもがであうべき、言葉と物語。
    名作『きいろいばけつ』(あかね書房)以前に生まれた童話、待望の復刊。

    からだは大きくても、まだまだちっちゃな子どものかば、カバオくん。
    カバオくんが、ともだちの3びきのこぐまや、ねこのきょうだい、
    6ぴきのこぶたたちとくりひろげる、おかしくてたのしいおはなしが9篇。
    きっと、かばのこと、なかよしになりますよ。

    ★本書は『大きくても ちっちゃい かばのこカバオ』(1984年、偕成社)の復刊です。

  • 著者紹介

    森山 京(もりやま・みやこ)
    1929年東京都生まれ。コピーライターを経て、童話の創作をはじめる。『こりすが五ひき』で講談社児童文学新人賞佳作。『きいろいばけつ』『つりばしゆらゆら』などの「きつねのこ」シリーズ(あかね書房)で路傍の石幼少年文学賞、『あしたもよかった』(小峰書店)で小学館文学賞、『まねやのオイラ旅ねこ道中』(講談社)で野間児童文芸賞、『パンやのくまちゃん』(あかね書房)でひろすけ童話賞、『ハナと寺子屋のなかまたち三八塾ものがたり』(理論社)で赤い鳥文学賞を受賞。他に『バスがくるまで』(小峰書店)、「森山京童話選」(全5巻・ポプラ社)、『ありがとうっていいもんだ』『おさきにどうぞ』『なかよくなれたね』(文溪堂)、『大きくてもちっちゃい かばのこカバオ』、『まだまだちっちゃい かばのこカバオ』(風濤社)など多数。神奈川県在住。

    木村かほる(きむら・かほる)
    1957年埼玉県生まれ。日本大学芸術学部美術科卒業。スペースユイにて1981年より個展を多数開催する。絵本作品として『バピちゃんのおひっこし』(偕成社)。ほかに『ネコのグルメとまほうつかい』(国土社)『しろいライオン』(理論社)『ギリシャ神話シリーズ「アルテミス物語」』(ほるぷ出版)、『大きくてもちっちゃい かばのこカバオ』、『まだまだちっちゃい かばのこカバオ』(風濤社)等多数の挿絵などを手がける。

  • 目次

    目次


    【目次】9篇
    ・ねがいごとの あかいふね
    ・とんでった むぎわらぼうし
    ・おいてきぼりにされた あさ
    ・おひるねなんか したくない
    ・ねえさんの いない日
    ・おとなが こどもだったとき
    ・レストランごっこ
    ・ともだちに なりませんか
    ・うちのこ よそのこ