風濤社 〒113-0033 東京都文京区本郷3-17-13 本郷タナベビル4F TEL/03-3813-3421 FAX/03-3813-3422





〈文学空間〉

20世紀文学研究会(編) 本体各1500円

☆文学空間10 〈未完〉のポエティックス
☆文学空間09 〈晩年〉のかたち
☆文学空間08 〈触〉の思考
☆文学空間07 〈語り〉のミステリ
☆文学空間06 都市空間と文学
☆文学空間05 〈私〉をめぐる眼差し
☆文学空間04 夜の文学
☆文学空間03 〈場所〉は語る
☆文学空間02 記憶のディスクール
☆文学空間01 メディアとしての身体
☆文学空間IV no.10 意匠/フィクション
☆文学空IV no.09 異郷/ディスタンス




文学空間10 〈未完〉のポエティックス
20世紀文学研究会(編)/本体1,500円

【目次】魚群探知機――〈未完のポエティックス〉のために(野村喜和夫)/アルベルト・ブッリ〈未完〉の巨匠(伊勢功治)/リルケの詩「ゴング」――未完のポエティックスに因んで(神品芳夫)/未完の天使たち――〈遺体写真〉とヴィクトリア朝英国における死生観(簔田知佐)/未完のセルフ・ポートレイト――『伴侶』の情景(北文美子)/現実の不全について(佐藤真基子)/カマキリ賛、または未完の虚構論(中村邦生)/未完の旅へ――マーロウの幽霊(平井杏子)/写真(花幻抄鏡面界)(志村邦彦)/ベアの皺婆(作者不詳 近藤耕人訳)/「ベアの皺婆」と『フィネガンズ・ウェイク』(近藤耕人)/ケイト・ショパンの詩四編(井上謙治訳)/過去を見れば(ジャレッド・アンギラ(ケニア) 酒井格訳)/絶叫(マジス・クネーネ(南ア) 酒井 格訳)/ナルシシストの夢みたミス・アメリカ――フィリップ・ロスの結婚生活についての小説(稲田武彦)/海を渡る(遠山義孝) /リンレー・セメタリ―(高橋よし子)/山里の夏(向島正喜)/我が家の犬猫たち(金井公平)/写真1(榎本眞理子)/生き霊(三浦清宏)/




文学空間09 〈晩年〉のかたち
20世紀文学研究会(編)/本体1,500円

【目次】残景――終わりに抗して(中村邦生)/「晩年」という強度(生野毅)/百歳の後にいたりては――葛飾北斎に見る晩年論(吉村聡)/「今」に招かれる一条の光――小島信夫の晩年様式(猪俣和也)/老い三態(神原芳之)/光る流れについて(山田幸平)/無言の空に映る夢のあと(近藤耕人)/〈写真〉(志村邦彦)/時制論(管啓次郎)/転居民(榎本眞理子)/眼差し(向島正喜)/手の抱擁(高橋よし子)/繰り返される話(金井公平)/アイルランドの絵本――『メロウ』と笑い(北文美子)/ハインツ・チェホフスキーの死(神品芳夫)/幽霊を描くカズオ・イシグロ(平井杏子)




文学空間08 〈触〉の思考
20世紀文学研究会(編)/本体1,500円

【目次】 闇と触れる(芳川泰久) /ナラティヴの時空──『ジェイン・エア』における過触の問題(浜川仁) /セザンヌの球の頂点と地平の中心(近藤耕人) /村里にて(エリザベス・ビショップ作 小口未散訳) /衝突(堀田展造) /〈写真〉微光、陰影に触れるための(志村邦彦) /M・ヴァルザーの歴史小説『恋する男』──ゲーテ最後の恋の顛末(遠山義孝) /快速船スウィフト号に乗る(酒井格) /ひと夏の報告(神品芳夫) /枕石のこと(百瀬文雄) /夕暮れの街で(榎本眞理子) /壁にゆれる影(高橋よし子) /体温(向島正喜) /母の祭り(平井杏子)




文学空間07 〈語り〉のミステリ
20世紀文学研究会(編)/本体1,500円

【目次】 ハードボイルド──解釈主義と自然法の文学(河野哲也) /ミステリとベルファスト──『ジャックと離婚』を読む(北文美子) /偽書と聖書──パスカル・キニャールと私(高橋啓) /冷戦期アメリカのフィルム・ノワール──『殺人狂時代』におけるブラック・サスペンス・コメディの手法(中垣恒太郎) /骸骨寺の墓石(近藤耕人) /過激な夢想家──『叢林の少年』のD・H・ロレンス(酒井格) /幻郷(湊禎佳) /同化過程におけるアメリカ・ユダヤ系小説(稲田武彦) /〈写真〉告解聴聞席1・2(近藤耕人) /赤い縁取りをした紺色の靴──グスティーナ・スカーリアの思い出(高橋よし子) /夢のゆくえ(向島正喜) /ロトの妻(榎本眞理子) /海からの迎え──熱海転居の弁(三浦清宏)




文学空間06 都市空間と文学
20世紀文学研究会(編)/本体1,500円

【目次】 夜のパリ、夢のヴェネチア(高遠弘美) /都市伝説としてのザシキワラシ(千葉一幹) /ダブリンの黒い水溜り(近藤耕人) /都市のフォークロア──アイルランド移民の語り(北文美子) /シシリーのD・Hロレンス──タオルミーナからの詩と手紙(酒井格) /長くこぼれ落ちるまでに(倉石信乃) /上海1・2(平井杏子) /リルケと政治意識(神品芳夫) /ハーバート・ゴールドにおける帰属意識──アメリカ・ユダヤ系の系譜を背景に(稲田武彦) /麒麟山(榎本眞理子) /それぞれの夏(向島正喜) /スプリングフィールド・ガーデンズ(高橋よし子) /湯豆腐津樵子 /松子、八十八歳──占い師にして中国実業家(三浦清宏)




文学空間05 〈私〉をめぐる眼差し
20世紀文学研究会(編)/本体1,500円

【目次】 経験の確率──ロスコ・チャペル・ペインティングを見る(倉石信乃) /「実有」までの眼差し(川崎浹) /セルフ・ポートレイト──自己への眼差し(伊勢功治) /マリオン・レイの手紙──ペケットの死の演出とデリダのまなざしのない言葉の愛(近藤耕人) /何ですか、これが絵ですか?──李禹煥「無題」(一九六八)について(野間勉) /自画像としての日記──エルンスト・ユンガー『パリ日記』を中心に(神品芳夫) /ボルヘスの自画像、そしてジョン・ケージの、さらに……(中村邦生) /アイルランド文学の黎明──「アイルランドの脱英国化の必要性」をめぐって(北文美子) /石のきざはし、波のうねうね(平井杏子) /光の帝国(榎本眞理子) /追憶 小説家小島信夫とその息子(酒井格) 1/6K(高橋よし子) /姥捨て山に 照る月を見て(津樵子) /河童仙人(遠山義孝)




文学空間04 夜の文学
20世紀文学研究会(編)/本体1,500円

【目次】 翻訳を翻訳する──多和田葉子の『アルファベットの傷口』(満谷マーガレット) /名づけるというわざ──夜のポエティックス(小口未散) /折口信夫の『死者の書』と夜について(近藤耕人) /ドレースデン大空襲と文学(神品邦夫) /夜の文学──その形は?(大橋健三郎) /父は暗闇に座っている。(ジェローム・ワイドマン/井上謙治訳) /深夜の寒気(サミュエル・テイラー・コウリッジ/酒井格訳) /写真「夜のパッサージュ」(伊勢功治) /紛争の描き方──小説『ユリーカ・ストリート』に見るベルファスト(北文美子) /ドイツ『MANGA』事情(松澤淳) /あの青空は、なお……(高橋よし子) /系統発生(榎本眞理子) /「エルサレムよ、もしあなたがわたしを忘れるならば、……」──アメリカ・ユダヤ系作家とイスラエル建国(稲田武彦)




文学空間03 〈場所〉は語る
20世紀文学研究会(編)/本体1,500円

【目次】 「神の石」のトポグラフィー──モーリス・ルブラン『三十棺桶島』をめぐって(高尾謙史) /地形に住む身体と心の動き(近藤耕人) /土地の声を求めて──アルスター・スコッツ文学へのまなざし(北文美子) /「人食いアニス」のフォークロア(佐藤亨) /アガサ・クリスティの地形──ダートマスからグリーンウェイへ(平井杏子) /台湾の現代詩から 秋の窓/いざない/ジャスミン遺事(池上貞子訳) /駅いろいろ(神品芳夫) /ブリュナの館──トミオカシルクのルーツを尋ねる(酒井格) /雪の日(高橋よし子) /フォークナーと漱石に見る場所(大橋健三郎) /終の棲家(三浦清宏)




文学空間02 記憶のディスクール
20世紀文学研究会(編)/本体1,500円

【目次】 匂いと記憶──夏目漱石の場合(藤尾健剛) /記憶の遠近法(近藤耕人) /「ヨクナパトーファ」を思いつつ(大橋健三郎) /遅れと記憶──大江健三郎『空の怪物アグィー』(高山敏幸) /迷路へ、カズオ・イシグロの(平井杏子) /響きと怒りと──ある音楽家を憶いだす(中村邦生) /〈詩と散文〉 クロウタドリ(フランシス・レドウィッジ/佐藤亨訳) /ドイツ旅日記から(神品芳夫) /オリの中の子犬(高橋よし子) /空を飛ぶ(榎本眞理子) /暢楊石(百瀬文雄) 〈翻訳〉 「幼い者」一八六五〜一八七八(ラドヤード・キプリング/酒井格訳) /踏切番の老人(ウィリアム・マクスウェル/井上謙治訳)




文学空間01 メディアとしての身体
20世紀文学研究会(編)/本体1,500円

【目次】 都市・身体・速度──鴎外の足(美留町義雄) /ヴィトラックの『権力の座についた子供たち』における身体と言語(近藤耕人) /エルフリーデ・イェリネク『したい気分』喩の可能性をめぐって(宮本絢子) /十五秒の失語の身体──日野啓三「黒い穴」から/へ(中村邦生) /アリゾナの太陽と水ホピ族を訪ねて(三浦清宏) /一つのユダヤ情報源=隔週刊誌「ドス・イディッシェ・ヴォルト」(邦高忠二) /『わが名高らかに』(稲田武彦) 〈詩〉 アルプス(アルブレヒト・フォン・ハラー/遠山義孝訳) /ラングストン・ヒューズの四行連詩を試みる(木島始) 〈散文〉 アン・マリーの旅立ち(北文美子) /眠り姫の冒険(榎本眞理子) /山茶花(神原芳之) /「ドラゴン・ワゴン」(高橋よし子)




文学空間IV no.10 意匠/フィクション
20世紀文学研究会(編)/本体1,500円

【目次】 〈詩〉 屏風を立てて見るように(木島始) /詩二篇(倉本竜治) /遠くて近い人びと(池上貞子) 〈評論〉 モノローグ/インターナショナルの歌がきこえる(中嶋斉) /「事実」と「小説」の交錯/『抱擁家族』来訪(大橋健三郎) /ダニーボーイ変奏(佐藤亨) 〈写真/文〉 ベルファストの壁絵/シャンキル・ロード・フォールズ・ロード(佐藤亨) 〈翻訳〉 愛(ウィリアム・マクスウェル/井上謙治訳) /〈意匠/フィクション〉 /ドクター・クマラスワミ・ヘルスセンター院長からの手紙(酒井格) /カホールの行方(北文美子) /ハナミズキ(神原芳之) /「モーニング・フェアリー」(高橋よし子) /正直者も逆手を使う(長崎吉晴) /抽出しの中(近藤耕人) /女房病気で留守(百瀬文雄) /紀子(遠山義孝) /天敵(榎本真理子) /ヘイワード・ヒースに雲は流れ(平井杏子)




文学空IV no.09 異郷/ディスタンス
20世紀文学研究会(編)/本体1,500円

【目次】 〈異郷/ディスタンス〉 故郷という物語──ブラスケット諸島(北文美子)/ 緑色のふるさと──アイルランド移民の歌(佐藤亨) /王禎和と小津映画そしてKIJIMAのことなど(池上貞子) /馬のみちのく(中嶋斉) /こととの鰓(近藤耕人) /〈写真/文〉 ベルファストの壁絵(佐藤亨) 〈詩〉四行連詩/七年余から(木島始) /鯉のいる川(倉本竜治) /〈創作〉 どくだみの花(神品芳夫) 〈紹介と評論〉 ブコウスキーの切なく美しい短編『町でいちばんの美女』(永谷万里雄) /『千と千尋の神隠し』の世界(榎本眞理子) /〈翻訳〉 「掃き清められて飾られて」(ラドヤード・キプリング/酒井格訳) /〈評論〉 生誕百周年をむかえたスタインベック(井上謙治) /アメリカ・ユダヤ系のホロコースト小説(二)(稲田武彦) /かかる変な女を描くには/弥生子の「明暗」と漱石(平井杏子)

ブルンミとアンニパンニキップコップ絵本・地獄シュタイナーシュルレアリスムの本棚風濤社