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四六変判上製
128ページ
2015年6月発行
本体1,600円
ISBN978-4-89219-394-1


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あの子へ
高橋よし子(著)

もう元には戻らない愛を、思い出に傾く愛を、 未練をこえて、その出会いを奇跡のものとし再会を思う。
あるときはひりつく感情を垣間見せ、あるときはユーモアで包み込む、
高橋よし子第四詩集。

「詩人は愛の喪失の悲しみをうたう。
まことにフラジャイルな言葉が胸にせまる。
強く押すと、あらたな涙が行間から溢れてきそうだ」
                 (跋 中村邦生)
         *

わたしの心は割れやすいガラスで
できているのではありません
ゆがんだガラスでできているのです
       (「ゆがんだガラス」抜粋)

         *

あなたにわたしの日記帳の係りをたのみます
六〇〇年後にめぐり会うときは
その一冊を持ってきてください
       (「日記帳」抜粋)

         *

「オオカミの神様」を探す必要はないの。フト気が付くといつも近くにいてくれるの。私が気づくかどうかの問題みたい。だからいつも安心して私はカレのことを思い、用があれば話しかければいいの。かぎりなくゼイタク!
       (「あの子へ」抜粋)

高橋よし子(たかはし・よしこ)
埼玉県大宮市生まれ。上智大学大学院修士課程修了。1960年代から70年代にかけてニューヨークで過ごす。第一詩集『闇のオルフェ』(詩学社、1987)、第二詩集『ワン・ウーマンズ・ドッグ』(創樹社、2000)、第三詩集『その重さ』(書肆 雙龍洞、2005)。

【著者関連本】
高橋よし子『かつてシモングの谷間にて』
ブルンミとアンニパンニキップコップ絵本・地獄シュタイナーシュルレアリスムの本棚風濤社