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四六判上製
256ページ
2013年6月発行
本体2,500円
ISBN978-4-89219-367-5


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アメリカン・フロンティアの原風景 ──西部劇・先住民・奴隷制・科学・宗教
高野一良(著)

そこには広大な大地があった。
だが、そこには人々が既に住んでいた。
先住民アメリカン・インディアン。
ヨーロッパの白人たちが大西洋を越え、
新たな大地に新たな生活拠点を建設していくにつれ、
そこはフロンティアと呼ばれるようになった。

西へ西へ──フロンティアに魅了された者たちが、いわゆるアメリカン・スピリットを醸成した。しかし、アメリカ人であることの彼らの強烈な自我の前に、マイノリティたちは周縁に追いやられフィクショナルな都合の良い歴史にとりこまれていく……。小説、西部劇というイメージの中のフロンティア、あるいはインディアン、黒人奴隷、牧師たちの声なき声を注意深く分析し、アメリカのアメリカたる歪みの源泉を探る。

高野一良(たかの・かずよし)
1959年生まれ。東京都立大学人文学部講師、助教授を経て、現在、首都大学東京都市教養学部教授。専攻領域はアメリカ文学及びアメリカ文化。『アメリカの嘆き―米文学史の中のピューリタニズム』(共編著、松柏社、1999年)、『メルヴィル後期を読む』(共著、中央大学出版部、2008年)、マーガレット・フラー『五大湖の夏』(訳書、未知谷、2011年)など。

【関連書籍】
ブラック・ホーク(著)/アントワーヌ・ルクレール(編)/高野一良(訳)『ブラック・ホークの自伝──あるアメリカン・インディアンの闘争の日々』(風濤社、2016年)。
ブルンミとアンニパンニキップコップ絵本・地獄シュタイナーシュルレアリスムの本棚風濤社